GishkiEmilia’s blog

アズレンの演習好きマン

演習

演習は自分で艦隊を編成し*1、相手の設定した防衛艦隊とオート操作で戦うというもの。勝つとランクスコアと戦果スコアが貰える。戦果スコアはアイテムとの交換、ランクスコアは文字通りスコア数によってその鯖内にて演習のランク付けがされる。ランクスコアが蓄積するにつれて階級が上がっていき、階級が上がるごとにボーナスの戦果スコアが貰うことができる。コンテンツとしては戦果スコア限定艦のサウスダコタ、エルドリッジを貰えば終わりといって過言ではない。

しかし燃料消費が無いためぼくのかんがえたさいきょうかんたいで思う存分戦うことが出来る点とアズレン唯一のPvP要素という点からやりこみ要素になり得る奥深さも持ち合わせている。しかし旨味がないのでやる気が無い人が多いのも事実。

高ランク帯を目指す人に向けて前提となる環境説明。

オーロラ環境

演習環境を定義付けしている存在として真っ先に挙げられるオーロラ。

暁の光_暁の光

自身が戦闘可能である限り、敵の駆逐艦軽巡洋艦の回避率が10.0%(最大レベルで20.0%)ダウン

演習において重巡運営によって様々なハンデを背負わされているため前衛の選択肢に入らず、前衛は必然的に駆逐と軽巡のみで埋められる。その駆逐と軽巡に対して非常に刺さるスキル持ちのオーロラがいるだけで前衛の殴り合いに圧倒的優位を持つことが可能となっている。特に駆逐は耐久面が回避に依存しているためとても脆くなる。素の耐久が高いZ46や雪風、超火力の綾波以外はほぼ前衛の選択肢として外れてしまう。逆にポートランド改やサンルイなどのハンデを物ともしない重巡はこのオーロラデバフの対象外になるため大きなアドバンテージと言える。

トップメタは一航戦

次にトップメタとして君臨しているのが空母を中心とした長門一航戦。速攻の一航戦を長門がバフで強化し、さらにオーロラで回避を下げ、開始10数秒程度で一気に再起不能レベルの損害を与える編成。前衛も神通、綾波雪風といった魚雷超火力艦で削りに来る。一航戦に備えて対空特化にすると前衛の魚雷にやられるのが嫌らしい。長門のBigSeven弾幕は40%と低確率ながらも発動すると大幅に消耗させられるので事故が多発する。

 

上記の環境を踏まえ上位を目指すために必要なこと。

前衛同士の殴り合いで絶対に負けない

当たり前のようなことに聞こえるが一番大事なところ。前衛が生存していると空母の爆撃は前衛が全て吸うため主力への被害が魚雷と特攻に減らすことが出来る。重桜魚雷の場合ターゲットを逸らすこともある。たかが爆撃無くなっただけで魚雷は当たるじゃんと思うかもしれないが、メジャーなバラクーダが撃ってくる一般魚雷は10本以上あっても当たるのは良くて半分、だいたい1/3程度で与える負担としてはそこまで大きくなかったりする。重桜魚雷は全弾当たるのでめっちゃ痛いです。一方爆撃が主力に直撃した場合体力最大でも生き残るか怪しいくらいの大損害を受けるため、先に前衛が全滅した場合は敗北一直線となる。相手艦を全滅させたら勝ちというのが大筋であるが、実際は前衛を先に倒した方が勝ちというのが正しい。ただし戦艦編成の場合は例外で副砲迎撃でお互い前衛が全滅し主砲での殴り合いというロマン溢れる状況になり得る。

では殴り勝つにはどうすればいいかというと簡単なのがこっちもオーロラを使うこと。前衛が攻撃から生き残るためには物理的に避ける、確率で避ける、当たっても耐えるという選択肢になるが、物理的に避けるのはAI操作のため期待できず、ほぼ確率避けに頼ることになる。そこにオーロラがいると確率で回避という選択肢をほぼ潰すことができ、相手前衛に与える負担が飛躍的に大きくなる。オーロラが効かない重巡に対しては魚雷、空襲、艦砲射撃全てが刺さるため問題にならず、そもそもLV100以下の場合回避数値がお察しなのでデバフ無しでも攻撃が当たる。

前衛は生き残ることが第一になるので応急や真珠などの耐久増加設備はほぼ必須。魚雷対策のためのバルジや少しでも物理的に避けるために移動速度増のビーバーズも準必須と言える。逆にさっさと前衛を殴り倒すために酸素魚雷を用いるの有り。ただし先に沈んでは意味がないので耐久との兼ね合いがあるため設備枠が厳しい。酸素魚雷が強力なのにも関わらず演習において必須扱いでは無いのはこの理由が大きい。

最近実装のジャンバールは開幕主砲のバ火力で敵前衛に壊滅的な被害を与えられるのでオススメ。動きが鈍めな開幕だと思ったより主砲が当たり、魚雷と合わせ8秒程度で相手の前衛が全滅することもある。判定が数秒で出来るのでリセットもしやすい。

対空は重要

対空値は対空砲の威力増加の他に空襲による被ダメ減の効果も持ち合わせているため、一航戦が幅を利かせている演習では非常に重要なステータス。オーロラが演習で強力なのはスキルによるものだが対空でトップクラスの数値を持っているということも大きい。基本的に高対空値を持ち合わせているのは軽巡か空母サウスダコタ。神通やベルファスト、オーロラ、クリーブランドなどトップメタ級の艦が多いことが演習の軽巡ゲー化への拍車をかけている。アトランタやジュノー、サンディエゴの防空巡洋艦の輝くところかと思いきや耐久面で難を抱えるため、前衛の殴り合いに弱くなってしまうのが悲しい。

肝心の対空砲は基本的にルンバとボフォースの組み合わせが射程、威力の点においてバランスが良くなる。高装填値にルンバ、低装填値にボフォースを持たせるとベネ。ルンバを多めにすると第2射の前に敵機がいなくなってたり、ボフォースが多いと低射程と塩梅は難しいが、だいたいルンバ3ボフォース3かルンバ4ボフォース2くらいが体感的にちょうど良い。開発装備のSTAAGはボフォースより高いDPSを持つらしいのと命中バフが美味しいため完成次第ボフォースと差し替えましょう。

一航戦対策

一番メジャーなのはベルファストを使うこと。ベルファストの煙幕は一航戦の空襲タイミングにほぼ一致しダメージを大幅に減少出来る。ただしAI操作のため煙幕に籠ってくれないことも多く、そもそも煙幕発動前に魚雷で沈めれらててしまう可能性もあるため過信は出来ない。

次の手段としてこっちも一航戦を使うこと。発艦タイミングは好感度補整を除けば基本同じなので、相手の攻撃タイミングでこっちも攻撃できるため敵機の迎撃が可能。相手前衛も叩けて一石二鳥。長門一航戦を倒すために長門一航戦が生まれるというわけである。

第3の手段として一航戦を直接狙うというもの。これが可能なのは前衛の魚雷が奥まで届くか、戦艦の主砲もしくは特殊弾幕。主砲は前衛もターゲットになるため確実性が薄いが、特殊弾幕は着弾位置が固定なので前衛に吸われることは無い。特殊弾幕で直接狙うのが可能なのはフッド、モナーク、出雲含めたBigSeven弾幕持ち、ウォースパイト、DoY、ペンシルバニア、未実装のワシントンあたり。BigSeven弾幕は主力まで届くが弾が散らばるため実際に主力に圧力をかけ得るのは高い正面火力のあるBigSeven桜持ちの長門陸奥に限られる。砲艦も強力な弾幕を持つが如何せん耐久面などの地力が足りない。この中でもフッド、モナークは特に素晴らしい正面火力を持つため、この手段を取る際には重宝する。ロイヤル艦が多いため、ロイヤル艦隊を使う場合はこの戦術を取ることになる。

第4の手段として先に前衛を倒しサンドバックにすること。戦艦と違い空母は近づいてきた前衛への攻撃手段を一部除き持たないため蹂躙出来る。主力からの攻撃も直撃するので勝ち確の状況に持ち込める。それが出来れば苦労しない?ごもっともです。

ただしどれだけ対策をしても2隻分の航空機を飛ばしてくる一航戦の空襲を迎撃しきるのは不可能なため、あくまで被害をどれだけ減らすことが出来るか、というのがポイントとなる。

リセット

負けそうになったらリセット。汚い手段ではあるが負けて獲得スコア0になったら元も子もない。リセットにはデメリットが伴わないので気軽にできる。ただし早めにやらないと間に合わない。自軍最後の艦が目を回した時点でアウト。

強編成とは戦わない

相手変更のシステムを生かし、なるべく強編成の相手を踏まずにスコアを稼ぐ。長門一航戦やモナークネプチューン入りのロイヤルなどのトップメタ級の編成は現在入手不可の期間限定艦や完成に数か月かかる開発艦が必要となるため誰でも気軽に編成できるものではないので、大抵の場合は戦いやすい防衛艦隊がいるはずなのでそういった相手を狙う。ただし元帥狙いの場合は防衛艦隊がライバル潰しのためにほぼ強編成になるので避けきれなくなる。

ランクスコアは序盤が稼ぎ時

戦果スコアは後半の方が稼げるが、ランクスコアは序盤のほうが獲得量が多いため序盤でどれくらいのボーナスポイントを稼げるかが重要。演習期間の半分以上を占める大佐以降だと基本スコアが10、格上を倒してもよくて12、大抵11*2とあまり伸びが良くない。一方軍曹だと基本スコア25で上を叩くとだいたい30~33程度まで貰うことが出来る。ボーナスポイント+5~8で後半でこの数値を獲得しようとすると最低でも5~8戦程度必要なことからどれくらい序盤のポイントが美味しいかが伝わるだろう。後半でこの差を取り返すのは自力では難しく、相手が負けること期待になってしまい、非常に厳しいものになるため序盤でどれくらいボーナスポイントを稼げたかでだいたい上位に行けるかどうか決まってしまうのである。スタートダッシュ勢が地蔵に負ける理由。

演習消化は忘れない

地蔵をして消化を忘れるとほぼ元帥を取るのは不可能になる。忘れずに消化しましょう。でも3回忘れくらいまでなら元帥は不可能ではない(体験談)。忘れなければ大将や上級大将はそう難しくない。メンテナンスの日は消化し損ねるプレイヤーが割と多い傾向にあるのでしっかり消化しておくと簡単に上位に入れたりする。

 

*1:通常の第1艦隊、第2艦隊といった通常の編成とは別枠

*2:大佐准将辺りで元帥や上級大将を叩くと13貰える場合があるが稀。