GishkiEmilia’s blog

アズレンの演習好きマン

空母仕様変更による戦艦の考察in演習

アプデによる仕様変更を踏まえた演習での変化は下記。他にもあるかも?

1.未発見状態の空母を対象としての砲撃はできない。

2.未発見状態でも無敵や回避状態ではないので正面弾幕や流れ弾は命中する。

3.発見ゲージは、前衛が引かれているラインの中に侵入する、空母が空爆を行う、榴弾が命中して炎上する、空母艦載機が端まで到達しダメージを与える(いわゆる神風)などで上昇。海域と違いゲージの下降はない模様。

4.敵が空母だけかつ未発見状態の場合、戦艦はリロードが終わっても砲撃しない。

5.戦艦編成で発見状態に出来ず味方前衛が全滅した場合、ゲージが発見寸前でない限り一方的にサンドバックにされるのでほぼ詰み。特にエンタープライズはスキルが乗った場合、仮に砲撃できたとしても無敵で躱されるので完全に詰み。

6.戦艦3vs戦艦3の場合は変化なし。

 

以上の点を踏まえて演習プレイアブルな戦艦たちがどうなったか簡単に考察。

※攻め側で使うことを前提とします。

立場が悪くなった戦艦

ウォースパイト

仕様変更最大の被害者にして、おそらく仕様変更を強いらせた元凶。開始10秒の投射弾はほぼすべての空母を5~6割ほど削り、ターゲット固定化で自身やロイヤル僚艦で追撃し、何もさせずに空母を沈めてきた。演習で大概の空母が評価が著しく低くなるのはほぼすべてこの狸の存在によるものと言っても過言ではない。

この仕様変更にあたり弾幕は未発見状態の空母を狙わなくなる。例えば

僚艦 味方前衛  敵前衛 敵空母

狸  味方前衛  敵前衛 敵戦艦

僚艦 味方前衛  敵前衛 敵戦艦

の配置の場合、以前の仕様であれば狸の弾幕は上の空母を対象としたが、現仕様では上の空母は未発見状態でターゲット出来なくなるので、中央から最も遠い位置にいる下の戦艦が対象になる。長門一航戦のような戦艦1空母2の場合だと狸の位置がどうであれ弾幕長門を対象にとり、3隻とも空母の場合は敵前衛が対象になる。

空母編成には狸がいればどうとでもなった以前とは打って変わり、仕様変更で空母編成相手には何もできないとまで言っていいほどの弱体化を受けた。敵戦艦が1隻でもいればまだ役割はあるが、3隻とも空母の場合が厄介で、動き回る前衛にはほぼほぼ弾幕は当たらず、仮に当たったとしても軽装甲が多い前衛相手には徹甲弾の狸弾幕は大幅な減衰を受けてしまう。しかしながら長門一航戦のような戦艦1空母2編成でも脅威度が跳ね上がった空母を直接殴れないのが痛い。

空母相手には弱くなったが、依然として戦艦相手には相変わらずの火力なので、とりあえず入れとけ感のある万能艦から相手によっては充分採用できる艦船、に落ち着いた印象。

 

天城

立場が悪くなった、よりは立場が奪われやすくなるといった表現の方が正確かも。依然としてデバフや回避バフは強力であるが、天狸帝、天狸門のようなグッドスタッフ編成は狸の弱体化に伴い下火になり、天帝門も長門の脇を戦艦2隻にするより、仕様変更の恩恵が大きい飛龍信濃で固めるのが主流になりつつある様子。デバフが効くとは言えど、対空値も対空砲補正も低いので空母が増えることは自体が天城にはマイナス。

 

出雲

マイナー寄りではあるが狸へのメタとして採用されることがあった。しかし狸の弱体化で、役割対象の狸が防衛編成から減り、苦手な空母が増えることを考えると立場は悪くなる。一応弾幕は竜骨編纂込みだと下記の立場が良くなる正面弾幕持ちになるが、それ目的に採用できる程かと言うと…。

 

立場が良くなった戦艦

開始時主砲+1持ち戦艦及び似た特性を持つ戦艦

リシュリュー、ジャン・バール、KGV、PoWなど。

空母3隻の場合は開幕主砲が確定で敵前衛を狙うので、開始数秒で敵前衛を撃破し敵空母をサンドバックにする方針が遂行しやすい。リセット判定も数秒で終わる。空母2隻の場合でも以前より遥かに前衛を狙いやすいので、やはり役割遂行がしやすい。空母1なら素直に狸を使おう。PoWはスキル強化と空母強化が合わさり演習プレイアブルキャラになり得る可能性あり。

 

正面弾幕持ちの戦艦

モナーク、FDG、リシュリュー長門など。

未発見状態でも正面弾幕は関係無く当たるので、弾幕が本体のモナークなどはほぼ影響がない。また榴弾で炎上状態になった場合、未発見ゲージが上昇するのでFDG、リシュリュー長門などの弾幕は早期発見にも貢献できる。中央リシュリュー、脇にFDGの配置で両者の弾幕で炎上した場合発見ゲージが5割ほど埋まる。

 

陣営バフ持ち戦艦

長門QEビスマルクリシュリューはバフ対象が演習プレイアブルとは言えないベアルンしかいない(2021/1/27時点)のでここでは対象外。

味方空母を強化できる戦艦たち。航空値、命中、与ダメup、クリティカル率upなどなど様々な恩恵を与えてくれる。元々Tier1だったのに仕様変更がさらなる追い風になった飛龍信濃や火力耐久不足をある程度克服した一航戦を擁する長門は依然としてトップメタに君臨している。君、実装からずっとトップの座に居座ってるよね…?

 

立場が変わらない戦艦

ユニオン戦艦

空母が増えて高対空が生かしやすくなり、殴り合いで勝てない狸が減ることを考えると立場が良くなったといえるが、相変わらず副砲が駆逐砲止まりなのがとても痛い。結局のところ敵前衛をさっさと撃破しないと空母を殴れないので前衛への干渉力が低いユニオン戦艦は相変わらず厳しい。正面弾幕持ちのワシントン、アラバマもいるが弾幕の威力が足りておらず、炎上も起こせないので早期発見に貢献もできない。

 

ハウ、DoY

狸でターゲットした相手への追撃要員たち。高速撃破の片翼を担っていたものの仕様変更で空母相手には不可能に。DoYの弾幕も狸と同じ仕様なので空母を狙えなくなるが、減速効果を持つため前衛に当たった方がむしろ美味しい。ハウの場合は元々対象がランダムなので仕様変更の影響はほぼないが、自己バフの条件であるロイヤル3隻をウォスパで埋め合わせにくくなったのがマイナス。

 

 

 

戦艦じゃないけど戦艦編成(というか狸)の救世主になりえる存在

パーシュース

空母編成への回答。開幕2連空爆により問答無用で敵空母を発見状態に出来る。開始10秒のオールドレディを空母に叩き込む往年の狸の姿がそこにある。飛龍信濃には怪しいが一航戦なら狸が粉砕してくれるだろう。配置はどこでも問題ないので狸が狙撃したい相手に合わせて位置を調整しましょう。